INTERVIEW
社員インタビュー
大型の機械を使った高度な加工に
大きなやりがいを感じています。
2018年新卒入社
製造部 機械係 機械加工担当
社内がきれいで、大きな製品を扱っていることに魅力。
高校3年生のとき、就職活動で何社か会社訪問をしました。そのとき感じたのは、兵庫製作所は他の会社よりも整理整頓されていて、掃除も行き届いて清潔だということ。そして、作っているものの規模が大きいこと。他社は手のひらサイズの部品ばかりでしたが、この会社は格段に大きな製品を扱っていて、ここなら働きやすそうだし、スケールの大きな仕事ができそうと興味を持ちました。
技術やノウハウへのこだわりも入社の理由。
見学の後、持ち帰ったパンフレットを開いたとき、一番に目を引いたのはマンドレルに関する部分。機械加工をするときに被加工物を正確に保持するための軸、いわゆる心棒のことですが、高度なノウハウが求められるこの分野を、この会社は強みとしていたのです。それを知って、製品の規模だけでなく、その内容もぎっしりと詰まっているとわかりました。その頃すでに機械加工で食べていこうと決めていたので、「ここでやってみたい!」という気持ちでいっぱいになり、入社を希望しました。
業務は大型工作機械を使った加工。
現在の仕事内容は、NC横中ぐり盤という工作機械を使った加工です。簡単に言えば、加工する部品の穴の内面を削って、規定の寸法にくり広げるといった作業。この機械は高さが5mもある巨大なもので、あらゆる金属加工ができる万能ともいえる機械です。その機能を全て使いこなせるようになるには10年以上かかるといわれていますが、ぼくがこれを専門に使うようになってまだ1年ほど。他の機械と掛け持ちをしていた期間を入れても4、5年。これからまだまだ勉強です。
仕事は難しいけれど、よろこびは大きい。
高校時代に想像したよりも、この機械はずっと難しいと思い知りました。
機械加工は削ってしまうと元に戻せないので、失敗すればその場で廃棄ということもあります。そうなるとすごくショックですが、成功したときのうれしさは忘れられません。以前、横中ぐり盤のフロア型という、9mぐらいの大きさのものを加工できる機械で、1回もミスをせずにやり切れたことがありました。あのときは何とも言えない感動があり、自信が持てました。
オフの楽しみはeスポーツ。
休みの日はeスポーツに夢中になっています。ネットを介したオンラインでゲームですが、チーム戦に参加しているのでコミュニケーョン能力が問われます。高額な賞金が用意される大会などもあって、ますます盛り上がっています。平日ならだいたい1日2時間ぐらい、土日は1日中やることもありますね。
先輩から学んだ技術を伝えていきたい。
これからこの会社でやっていきたいと思っていることは、まず技術継承。先輩から学んだ技術の中には、いずれなくなってしまいそうなものがあり、それを次の世代につないでいかなくては。また、自分自身の将来の理想は、例えば班長くらいの立場になったとき、持ち場の仕事だけじゃなく、他の部署にも通じたオールマイティな存在であることです。
SCHEDULE
1日のスケジュール
ラジオ体操
機械係ミーティング
工場内、状況確認
製品の加工
昼休憩
製品の加工
片付け
退社
INTERVIEW
社員インタビュー
それぞれの専門分野で
真摯に働く先輩たちの生の声を紹介。